安芸高田の古民家改修
安芸高田の古民家改修
安芸高田の古民家改修
安芸高田の古民家改修
安芸高田の古民家改修
安芸高田の古民家改修

安芸高田の古民家改修

HOUSE AK

中国地方に古くからの住宅形式「田舎造りの家」を改修したプロジェクト。
築50年を迎えた既存建物には、構造材として欅や栗、下地材として松が用いられており、年月を経てもなお良好な状態が保たれていた。そこには、住まいを丁寧に手入れし、大切に住み継いできたクライアントの姿勢が色濃く表れていた。

平面計画では、農家住宅に見られる四つ間型のおおよそ半分を一室空間として再構成した。断熱・気密性能を向上させることで、現代の暮らしに適した快適な居住環境を目指した。冬期には毎年雪が積もる山間部の敷地においても、エアコンを使用せずに過ごせる日があるほど、安定した室内環境を実現した。
室内へ柔らかな自然光を取り込むため、開口部の在り方を再考し、内側には障子戸を設えることで、「田舎造り」の形式を現代的に再解釈している。

耐震補強においては、屋根裏と壁を重点的に検討し、既存構造を最大限活かす方法を、解体を進めながら慎重に探っていった構造補強や断熱改修は室内側から施すことで、真壁土壁による既存外観を保存。石垣と田園風景の中に古民家が点在する山陰の原風景に対し、その佇まいを損なわないよう配慮した改修としている。


Completion : 2022.09 Principal use : Residence Total floor area : 115.93㎡ Building site : Akitakata-shi, Hiroshima